Simple Auto Gameplay
Simple Auto Gameplay は、Game-Python Bridge を組み込んだ Unity/Unreal Engine 製のゲームを、どのようなタイトルでも ”ある程度” 自動操縦できるようにするツールです。
本ツールは以下のような用途を想定して作成しています。
- Game-Python Bridge を組み込んだゲームが自動操縦可能であることの確認
- 自動テストツールを自作する際の参考
動作確認環境
- OS: Windows10 / MacOS
- Python: 3.8 / 3.9
環境設定
Get Started で説明しているように、ここでは Anaconda か Miniconda がインストールされていることを前提としています。
- Playable! のマイページ から Playable! ライブラリ (
playable_toolkit_{バージョン名}
) をダウンロードし、任意の場所に解凍します。 - 解凍して得られたフォルダ内の
playable-game-python-bridge
を、同フォルダ内のplayable-subtools/tools/simple_auto_gameplay
内にコピーします。 - Anaconda Prompt を起動し、以下のコマンドを一行ずつ実行します。
conda create -n simpleautogameplay python=3.8.8
conda activate simpleautogameplay
cd {Simple Auto Gameplay のディレクトリ}
pip install -r requirements.txt
一度 Anaconda Prompt を閉じた後に再度 Simple Auto Gameplay を利用する場合、最初に必ず
conda activate simpleautogameplay
を実行し、Simple Auto Gameplay 用の仮想環境に切り替えることを忘れないようにしてください。
自動操縦可能なゲームについて
Simple Auto Gameplay は、Game-Python Bridge を組み込んだ First Person View もしくは Third Person View のゲームの自動操縦が可能です。
Unreal Engine の場合
Unreal Engine のゲームプロジェクトであれば、以下の 2 項目の対応が必要となります。
- Playable! Game-Python Bridge > 新規ゲームへの導入手順 > プラグインの追加
- Playable! Game-Python Bridge > 新規ゲームへの導入手順 > アクターの配置
また、自動操縦する対象はエディターではなくパッケージ化されたゲームですので、パッケージ化も行うようにしてください。