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バージョン: 1.0.0

任意データの送信

GPB の特徴は人間と同じユーザー入力でゲームを操作することですが、 自動プレイを実現するうえで、一部外部プログラムがユーザー入力以外の操作でゲームを制御したい場合が考えられます。 例えば下記のような場合が当てはまります。

  • ゲーム内のナビゲーション機能を利用した移動を行いたい
  • いわゆる「デバッグ機能/DIP スイッチ」の操作をダイレクトに行いたい
  • 結果表示のために特殊な情報をゲームに送りたい

上記のような場合に対応するため、GPB には外部プログラムから任意データを送信する仕組みを用意しています。

注意

この仕組みを利用する場合、GPB の「自動プレイがユーザー操作と同等とみなせる」というメリットを損われます。 また、取得したデータを使ってゲームの状態を変更すると「Read Only でゲーム本体に影響を与えない」というメリットも損なわれます。

上記のデメリットを十分に考慮した上で、用途を限定して利用することをオススメします。

サンプルコード

# 送信したいデータを辞書型として用意。
user_dict = {"Message":"Hello GPB."}
user_dict["Loaction"]["X"] = 1000.0
user_dict["Loaction"]["Y"] = 2000.0
user_dict["Loaction"]["Z"] = 3000.0

# 送信
bridge.send(user_dict=user_dict)

上記を実行すると、ゲームプログラムでは以下のようなデータを 文字列として 取得できます。

{
"Message": "Hello GPB",
"Location": {
"X": 1000.0,
"Y": 2000.0,
"Z": 3000.0
}
}