新規ゲームへの導入
本ページでは Game-Python Bridge をゲームプロジェクトに導入して、自動テストに対応させるための情報をまとめています。
対応の流れ
新規ゲームプロジェクトへの対応は以下のような手順で行います。 対象となるゲームプロジェクトごとに柔軟に対応してください。 また、一部ページにはサンプルゲームによる実装例を併記しています。
📄️ プラグインの追加
まず最初に、対象となるゲームプロジェクトにプラグインを追加します。
📄️ アクターの配置
COMBridgeManager プラグインでは、様々なゲームで共通して利用できる Game-Python Bridge の基本的な処理をまとめたブループリント関数ライブラリと、
📄️ デバッグ移動の用意
Map Scanner や Collision Checker、Item Collector の各テストツールでは、
📄️ レイキャスト関係の調整
Map Scanner ではレイキャストを利用して地形や障害物をスキャンしています。
📄️ ゲーム内情報の取得 #1
1
📄️ アクター情報の取得
ゲームの詳細な情報を取得する作業(ゲーム内情報の取得 #2)に入る前に、
📄️ ゲーム内情報の取得 #2
2
📄️ プレイヤーキャラのスペック確認
自動テストでキャラクターを上手に操るには、キャラクターのスペック(身体性能)を把握する必要があります。
前提となる技術知識
後続するページの作業は、以下の知識があることを前提として記述しています。 担当される方のアサインの参考にしてください。
- ある程度の Unreal Engine を使ったゲーム開発知識
- ある程度の Visual Studio を使った C++開発知識
また、サンプルゲームでの実装は参考になることも多いはずです。 サンプルゲームでゲームに行った改造については以下にまとめておりますので、そちらも併せてお読みください。
Unreal Engine を使ったゲーム開発の知識
Unreal Engine を利用しているゲームのプロジェクトを改変することになります。 Unreal Engine のエディターを触り、コンテンツを改変していく知識が必要になります。
未経験者の方は以下のような Web セミナーの受講をおすすめします。
- 猫でも分かる UE4 を使ったゲーム開発 https://www.youtube.com/watch?v=ztv4OPc_o6g&t=0s
Visual Studio を使った C++開発の知識
Unreal Engine では一部 C++を利用しているので、Visual Studio を使って C++のコードを修正する必要があります。
基本的には新規にコードを用意するのではなく、既存のコードを改変するだけですので、 下記の一連の作業ができれば十分に実施可能です。
- ソリューションファイルを開いて
- コードを改変して
- ビルドする