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バージョン: 1.3.0

ブループリントの変更

次にプロジェクト内にある各ブループリントファイルに変更を加えました。

新規に作成・変更を加える必要があるのは以下のファイルです。

  • BP_EnemyBase
  • BP_DebugCamera
  • BP_DebugMenuManager
    • BP_DebugCommandPositionView
    • BP_DebugCommandOpenDoor

BP_EnemyBase

敵死亡時にツールにイベント発生を通知する処理の追加

通しプレイツールで敵を倒したときのログを残せるように、Deadイベントの末尾にSendAsyncMessage関数を追加します。

image.png

備考

EnenyKill というイベント名で、倒した敵キャラクターの名前を通知します。

BP_DebugCamera

ON/OFF 検知用の変数の追加

ツールがデバッグカメラ機能を利用する際、現在の状態が ON/OFF のどちらであるかを判定できる必要があります。 Open/Closeのイベントで状態が変わる変数を用意します。

image.png

この作業で追加する変数は以下の通りです。

変数名デフォルト値
DebugCameraModeboolFalse

XYZ 軸の平行移動用の操作の拡張

マップスキャンを精度良く安定して行うために、以下のようにデバッグカメラの機能を拡張します。

ボタン処理
D-pad UpY 方向に +
D-pad DownY 方向に -
D-pad LeftX 方向に -
D-pad RigthtX 方向に+
Left ShoulderZ 方向に +
Right ShoulderZ 方向に -
Special Left(Back)カメラ位置にプレイヤーキャラクターをワープ
備考

各ボタンは一回押すと一回動く仕様です。押し続けると操作を繰り返すような処理は行っていません。

image.png

この作業で追加する変数は以下の通りです。

変数名デフォルト値
MRK_SpeedRatefloat0.01

カメラ位置にプレイヤーの位置を変更する機能の追加

コリジョンチェックやアイテム回収において、任意の位置にプレイヤーを移動させるため、 Back ボタンでプレイヤーの位置をカメラ位置にワープできるようにします。

ボタン処理
Special Left(Back)カメラ位置にプレイヤーキャラクターをワープ

image.png

BP_DebugMenuManager

デバッグメニューの項目追加

自動テストを実行するにあたり、以下の 2 つのブループリントを作成しています。 (詳細はコンテンツデータの作成・変更を確認ください)

  • BP_DebugCommandPositionView (位置情報の表示切り替え)
  • BP_DebugCommandOpenDoor (全ての扉の開放)

追加実装した項目をデバッグメニューに追加します。

image.png

  1. CreateMainMenu イベントに繋がっている MakeArray のピンを 2 つ追加
  2. 追加した要素に以下を設定
    • BP_DebugCommandPositionView
    • BP_DebugCommandOpenDoor