Unityプラグイン導入
Unity 製のゲームを検査するには、ゲーム側に「Playable Bridge」というパッケージを組み込みます。これがアプリとの通信、キャラクターの移動、当たり判定の読み取りを担当します。導入を担当される方が一度だけ作業します。
対象は Unity 6 です。受入済みの版数は 6000.0.59f2 / 6000.3.2f1 / 6000.3.20f1 / 6000.4.12f1 の4つです。近い版数でも別の版数として扱い、アプリの画面に「未受入」と表示します。未受入の版数でも実行は止めませんが、動作の保証はありません。受入済みの版数では、描画方式が Built-in、URP、HDRP のいずれでも動作を確認しています。
プラグインは、アプリと一緒に配布されたものをそのまま使ってください。アプリは同じ版のプラグインだけを受け付け、違う版で作った exe は実行前に止まります。プラグインを入れ替えたら、必ず exe を作り直してください。
① パッケージを入れる
- ゲームの Unity プロジェクトを開きます。
- 配布物に入っている
com.playable.bridgeフォルダを、プロジェクトのPackagesフォルダの中にコピーします。 - Unity が自動で読み込みます。Project ウィンドウの「Packages/Playable Bridge」に表示されれば成功です。
② キャラクターに設定する
起動時に読み込まれるシーンの中の GameObject に PlayableBridgeBehaviour を追加し、次を設定します。ここに挙げた項目以外は、初期値のままで問題ありません。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| host / port | アプリの「設定」→ Game Bridge の「接続先ホスト」「ポート」と同じ値にします |
| compress | アプリの「通信の圧縮」と同じにします |
| playerTransform | アプリが動かし、位置を読み取るキャラクターです。実際に移動する、CharacterController または Rigidbody とコライダーを持つ GameObject を指定します |
キャラクターの操作には Unity の Input System を使います。Project Settings の Player で、Active Input Handling を「Input System Package (New)」または「Both」にしてください。Input System の Update Mode は「Dynamic Update」または「Fixed Update」を使います(「Manual Update」では検査を始められません)。
独自のキャラクター操作スクリプトを使っていると、アプリが移動させても位置が元に戻ってしまうことがあります。その場合は、プラグインの Teleported イベントで位置を再設定するか、テスト中だけ操作スクリプトを無効にしてください。
ゲームのウィンドウからフォーカスが外れても動き続けるように、Project Settings → Player の「Run In Background」を有効にしてください。無効のままだと、アプリからの操作にゲームが応答できなくなります。
③ 見た目の判定について
「張りぼて」と「透明壁」は、見た目の形と当たり判定を比べて見つけます。見た目の形は、exe をビルドするときにプラグインが自動で保存します。元のシーンやモデルの設定は変更しません。
保存できなかった部分は、判定を保留にして件数を「測れた量」に表示します。アニメーションで変形するモデルや、動く見た目はこの判定の対象外です。
ビルドする
File → Build Settings(または Build Profiles)から Windows 用の exe をビルドします。この exe をアプリの「設定」またはプロジェクトに登録すると、検査を始められます。アプリが検査するのは、この exe そのものです。